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25年度座間市いっせい防災行動訓練」キックオフ「防災講演会」が行われました。

シェイクアウト訓練の利点
シェイクアウト訓練の利点

 25年度の「座間市いっせい防災行動訓練(シェイイクアウト プラス1 2014 in ZAMA)」のキックオフ「防災講演会」は、30日 14時より座間市ハーモニーホールに神奈川県安全防災局危機管理対策課長の杉原講師をお招きして行われました。
  会場には、予想を超える多くの方々にお越しいただきました。いつもお世話になっている仲間の顔ぶれもありました。予定していた資料250人分がすべてなくなりました。
 これは、つい先日も、福島県沖でM7.0の地震があり、深夜の揺れで多くの市民の方が不安に感じたことなども影響しているのかもしれません。確かに最近、地震が多発傾向になります。

 今日の、テーマは「神奈川県の地震リスクとその時に備えて」ということでした。
 
 私たちの何気ない日常は、一般的なリスクレベル・・たとえば30年間のうちの、交通事故死、ひったくりの被害、癌で死亡する確率などに興味がむけられがちだ。しかし、それらに出くわす確率は、それぞれ0.24%、1.2%、6.8%程度だといわれている。それに比べることが適正かどうかの議論はあるかもしれないが、わかりやすくするために比較すると、30年間のうちに首都直下地震が起きる確率は70%を超える水準にあるということを忘れがちである。特に、神奈川県は全国的に見ても地震のリスクは高い地域であることを忘れてはいけない。さらに、座間市の記録によると、古老からの聞き取り調査では関東大震災の時に、液状化現象が起きたという記録がある。
 
 そして、これらのリスクから身を守るのは災害をよく理解して、自助、共助の仕組みを構築し、いつでも動けるようにしてゆくことが大事であること、何よりも「生き残らなければ何も始まらない」ということを知って地域防災に取り組んでいただきたいとの話がありました。
 
 座間市では、11月から 26年1月23日のシェイクアウトに向かって活動が始まります。
市民の皆さん、ぜひ参加してください。現在、事前参加登録受付中です。
http://www.shakeout.jp/zama/contact.html
 お忙しい中お越しいただきましたが、お一人おひとりとご挨拶をかわすことができず失礼しました。お許しください。
ZSVNのメンバーの方もご苦労様でした。
26年1月23日に向かって、がんばってゆきましょう。目標は4万人 昼間人口の40%を目指しましょう。