県央社協職員研修会をお手伝いさせていただきました。

11月18日。県央社協(座間、綾瀬、海老名、大和、厚木、伊勢原、秦野、愛川、清川)7市1町1村の職員の方の「課題別意見交換会(災害)」という集まりからお声掛けいただきました。幹事社協の清川村社協へ出向き1日の講座を行ってきました。
参加者の方は13名でしたが、やはり仕事の都合で、終日参加が困難な職員の方もおられましたが参加された方々は本当に熱心に受講してくださいました。

先ずは、「生き残らなければ何も始まらない」ということから、突然のシェイクアウト訓練をさせていただきまし...たがやや反応が遅くまだまだ身を守るという意識の浸透が弱いのかなと感じました。
社協職員の方は、公務員ではありませんが、実質的には、行政の福祉サービスの一翼を担う使命があります。毎日の仕事は行政の方よりも市民に近い場所で活動しているケースが多いと感じています。となれば余計に「生き残らないと」福祉サービスが出来なくなると思います。ぜひ、各社協さんは座間市が取り組んでいるShakeOut訓練を導入するように働きかけていただきたいと思います。

今回の、講座のメインは、通称HUGという名称で呼ばれている、「避難所運営ゲーム」を体験することにありました、社協さんが避難所を運営するという事態は起きにくいと思いますが、座間市のように施設内にデイサービスら、キッヅ・サービス施設を併設していたり、ホールなどの比較的広いスペースがあると「福祉避難所」的な受け入れが必要になることもありますね。

2つのグループに分かれて約オリエンテーション 20分ののちに60分間のゲームに挑戦していただき、30分間の振り返りをしました。今回は、受け入れ速度を早くする訓練ではなく一つ一つの事例を丁寧に受け止めながら必要な場所へ誘導し収容する手順を体験するようにしました。

さすがに社協職員だけあって、行政職員とは違う目線で対応する行動が見られました。災害を想定しているので「けが」を負って避難所へ来るわけです。その時、「この程度の怪我だったら体育館の中」という判断と、「けが」をしているから普通教室に用意した負傷者用のスペースへ入れる・・という判断があります。
しかし、冷たい言い方ですが、震度5強を超える地震の場合には打撲、切創程度の傷はある程度「当たり前」という対応をせざるを得なくなります。血が流れているといっても、止血が不可能な出血であれば対応が必要ですが、小さな出血であればきちんとした止血の処置をして三角巾などできちんと止めることが出来れば体育館の方へ収容するという対応でないと教室が満杯になってしまいます。
 このような一連の作業を「トリヤージュ」と呼びます。このあたりの知識の充実が必要かなと思いました。
とはいっても社協の職員ですからそれほど無理やりに避難所の対応が必要ではないわけですから知識として覚えていただければよいのではないかと思いました。

 60分間取り組んでも皆さん疲れた様子でした。特に途中に提示される「イベント」と呼ばれる「課題」について規定時間内に相談して意見の統一を図らなければなりません。これが負担なのでしょうがすなわちこれが避難所運営の一番大変なところなのです。そのようなことだけでも理解していただければよかったと思います。

 昼食休憩の後は、当初のプログラムを変更して「クロスロード・ゲーム」をしてもらいました。
今回は「市民編」というカテゴリーで体験していただきました。仕事の都合で人員が減ってしまいましたので7人で班を作って挑戦していただきました。ここも、実に真剣な取り組みでした。

 サポーターとして参加していた私も1時間30分指導させていただきましたが、ぐったりと疲れました。本当に真剣勝負という感じでした。
二つの体験を通じて、今後社協さんが災害対応についてrどのように取り組み、さらに地域で連携してゆくのかということを考える起点にしていただければと思いました。本当に充実した研修をさせていただきました。ありがとうございました。