マイ発電所プロジェクトがスタートしました。

実証実験モデル機器
実証実験モデル機器

 7月21日。新しい取り組みである「マイ発電(蓄電)プロジェクト」が市民健康センターで行われました。

3・11の時の電力供給の問題は、私たち災害救援ボランティア活動に携わっている人間にとっては重要な課題と認識しました。ざま災害ボランティアネットワークでは、相模原市の緑区で活動されている「藤野電力」様にご協力をいただきながら副代表が、自宅で組み立てて実証実感に取り組んできました。

 

 太陽光パネル(64㎝×54㎝)は1時間当たり約50Wです。日照時間との関係もありますが発電量の3,4倍とみて200Whとみています。蓄電するバッテリーの充電能力は12V×32Ahですので、384Whとなりますが現実にはバッテリーを酷使しないためには200Whを目安としています。

 

 パソコンは、50W程度ですので、4時間、液晶TVは40Wとして 5時間、蛍光灯電球 20Wでしたら 10時間、さらに消費電力の少ないLED電球でしたら5Wとか8Wと言われていますので数灯の照明を取り出すことが出来ます。プリンター、Wi-Fi、携帯電話、スマートフォンの充電などは家族分を同時に充電することも可能です。(ただしそのような配線が必要です)

 

 その結果、わずか432Whの蓄電量でもいざという時の力になるという確信を持つことが出来ました。

何よりも、災害に弱い人々に対しての電気の確保は「いのち」に直結します。痰の吸引や、体温の維持、調整などは大切なことです。その全てを賄えないまでも緊急時の対応策として備えていただければと思います。

何よりも忘れてはならないこと…それは、燃料が入手できなくなることです。発電機と言っても「ガソリン」や「ブタンガスボンベ」がなくなればお手上げです。しかし、太陽さえ出れば何とか最低量の電力を確保できることは心強いと思います・さらに、夜間に発電機を回すのは容易なことではありません。避難所ですら「騒音苦情」が出てきます。まして住宅地では使えないと見たほうが良いと思いますね。

 

 難しい話は別として、太陽光パネル(64㎝×54㎝)のボードが、安定器を経由してバッテリーへ充電するその赤いゲージランプ(充電済み)を見るだけで災害初動期を乗り越える自信を持てるようになりました。

これは、市民一人ひとりが「自助」という思いを込めて備蓄し、普段の電気も使える範囲で自然エネルギーの電気に置き換えみたらどうかなと思いプロジェクトを企画、実施させていただきました。

 

 3連休の最終日にも関わらず約40名の方々が参加して、購入された5台の発電装置の組み立てを見学したり、発案者の小田嶋さんに質問をしていました。

このセットの強みは、とにかくコンパクトであること。比較的電気に弱い女性でも操作が簡単なことです。

マイナス面は、鉛バッテリーを使っている関係で約11キロという重さがあることです。しかし、逆に言えば地震が来ても安定していると言う強みがあります。

このような様々な思いを抱えてのプロジェクトがスタートしました。今後この反応を見て2回目、3回目とワークショップを行う予定です。ぜひ、興味のある方は参加してみてください。

9月27日の、26年度「市民防災減災講座」のDコース「体験型防災訓練」には現物を展示する予定です。