社会福祉協議会会長表彰を受賞しました

 大型台風18号は、九州から北海道まで一気通貫に走り去ってゆきました。座間市は夜半強い風、雨が降ったようですが、田んぼの収穫まじかの稲にも大きな被害がなかったようです。

 開けた18日は、台風一過の晴天の朝を迎えました。久しぶりの碧空でした。この台風のために、残念ながら関係者、団体が準備しました「社協福祉まつり」は中止となってしましました。

しかし、座間市恒例の「第44回座間市福祉大会」は座間市立市民文化会館(ハーモニーホール座間)で開催されました。

 この大会は、「座間市民福祉憲章」の精神に基づいて、福祉部門で活動した団体、個人の発表会並びに座間市及び座間市社会福祉協議会による表彰式が行われるものです。

 

 29年度は、座間市関係が自立更生表彰が3名、福祉功労感謝状が5名、福祉推進作文入選者が小学生、中学生が合わせて25名、福祉推進標語入選者7名が表彰されました。

座間市社会福祉協議会表彰では、会長表彰が、個人3名、団体5、会長感謝状が、個人2名、団体2に対して行われました。

 

 ざま災害ボランティアネットワークは、永年にわたる災害に対する「予測」、「予防」、「対策」の必要性について市民や学校で講座や福祉授業などを通じて啓発に取り組み、平時から災害に備えて、座間市・座間市社会福祉協議会と連携して災害救援ボランティアセンターの開設・運営のための訓練などに取り組んできた活動に対して表彰をいただくことになり代表の濱田が会を代表して出席しました。

 

 2008年(平成20年)に会を設立して、来年で満10年を迎えます。設立当時の発起人の中にはすでに故人になられた方もおられます。これらの諸先輩を含め、現在所属しています会員ひとり一人が、会の活動のコンセプトある「出来る時に」「出来ることを」「出来るだけ」の精神で取り組んで来た成果だと考えております。表彰に感謝するともに会員の皆様にはお礼を申し上げます。本当にご苦労様でした。

 

 これを機会に、若い会員の募集にも取り組み、近いうちに必ず起きる「都心南部直下地震」に備えて「シェイクアウトの安全行動」を確実に行い、微力ですが、子どもをはじめ市民の方々が「生き残り」、「生き延び」ふるさと座間の再建に役立つ「人材」になれるよう取り組んでゆく所存です。市民そして保育園・幼稚園・各学校の皆様方のご支援をお願いいたします。

 

 ありがとうございました。


親子ぼうさい+避難所体験塾を行いました

 立野台小学校の「親子ぼうさい生活体験塾+避難所宿泊体験塾」は9月9日10日にかけて計画通り実施しました。

参加者は、一般市民 24名、ざま災害ボランティアネットワークメンバー22名、合計46名でした。宿泊体験者は20名でした。(宿泊体験者は毎回この程度です)

 

 この企画は、2009年8月から順次、市内小学校をお借りして行ってきました。

2011年6月の東日本大震災直後、ひばりが丘小学校の体験塾では、参加者が60名、スタッフが20名の80名の体験塾になりました。2011年9月に中原小学校で開催計画を立てましたが、大雨で中止となってしまいました。

その後、私たちの東日本震災の被災者支援活動が多くなってきました。さらに座間市との協働事業が活発になったことなどから、実施を一時休止しておりました。

東日本震災から、6年半、熊本地震から1年半、被災地支援活動先も絞り込みが出来、私たちの活動も地元を何とかしなければならないということで、今年度の活動方針に計画して今回の6回目の体験塾となりました。

 

 今回は、時間的にも余裕をもって広報や各種PR活動にも取り組めたと思います。

夏休み前に立野台小学校の全家庭へビラの配布も済ませました。入谷、緑が丘地区への自治会を通じた広報にも手抜かりなく取り組みました。

ところが、残念ながら立野台小学校の家庭からの反応はなく当日を迎えました。

確かに、PTAやおやじの会などを巻き込んで行えば参加人員は増えると思いますが、避難所はPTA会員の方だけのものではなく「地域の避難所」であるわけです。私たちの活動は、今までもPTAなどとの共催を取らないで行っています。それは、誤った災害行動情報を与えない事を心がけているからです。

 

 避難所には様々な方々がおいでになります。多くの方は、避難行動=避難所へ行くこと・・・と理解しているのだと思います。学校施設には二つ役割があります。それは「避難場所」と「避難所」なのです。この二つの区分を理解されている方は多くないのが現実です。災害が起きたら避難所へ行けば何とかなるということなのでしょう。

各地の災害地で避難所で「物資」や「給食」を受けている報道映像が誤解を深くする原因になっているのかもしれません。

立野台小学校の避難所の収容人員は265人+4つ程度の特別教室(約80名)ですから340名程度です。したがって、避難所へ収容される方は限られています。

このような災害が起きた時の避難所に関するルールを学ぶためにも体験塾は有効だと考えてきました。

立野台小学校の学区の方々が、災害時には「避難所」を頼らない災害後の生活ができるようになっているのだったら私たちは心配しすぎなのかもしれません。

しかし、市の人口分布資料などを見た時に、地域は確実に高齢化が進んできています。

来年度には、おそらく座間市全体でも65歳以上の人口が25%に達すると思います。

平時には「あんな遠い学校に体験塾などには参加できないよ・・」といっている方も、避難所を頼ってこられるかもしれません。また、自治会などに加入されていない方は、このような市の災害対応についてあまり関心がなく日々を過ごされているかもしれません。

災害は自治会の加入、未加入者の区別なく襲ってきます。平時から情報を持っている市民の方々は冷静な行動ができるかもしれません。しかし、情報がないために、やみくもに「避難所」という看板を頼りに押しかけてくるかもしれませんね。

 

 残念ながら避難所の開設は「公設・民営」というルールがあります。勝手にドアを破って体育館などへ入ることはできません。責任がある市の避難所開設担当職員が建物の危険度を判定し異常がないということで開設作業が始まります。

職員も家に帰れば「一市民です」。家庭人です。まずは、自らの命を守り、家族の「いのち」、安全を確保して、近隣の状況を把握し、手を打って一段落したのちに、避難所へ参集することになります。

通常は避難所の開設には6時間から24時間かかるといわれています。「何してるんだ」「早くしろ」と言ってもそう簡単には開設・収容作業はできないのですね。

これ等のことを学ぶための体験塾なのです。また、避難所は避難者の手によって「自治」で運営されることになっています。市の職員がすべてを行うということは、したくともできないというのが過去の災害でも皆さん方は感じていると思います。

そのようなとき、避難所ではどのようなルールが決められているのか。そのためにはどのような組織が必要なのかということも学んでいただければと思っての体験塾なのです。

残念ながら現在の状況では、市が主催しての宿泊型の訓練を行うことは困難です。したがって、私たちボランティア団体が取り組んでいるのです。ご理解いただければありがたいです。

 

 今回は、聴覚障がい者の団体の方が10名ほど3回の当事者研修の最終回ということで参加してくださいました。避難所には障がいのある方も来られます。健常者の方と同じ場所で避難生活をするわけです。お互いに様々な人が収容される場所であることを平時から知っておくことでいざいという時に、共存でき、お手伝いできる環境を作ろうという思いで取り組みました。彼らが積極的に避難所を、また災害を理解しようとする姿は心に残るものでした。支援者の方々の努力に感謝します。

 

 まだ、避難所の取り組みは未完成な部分があります。これからも市と相談をしながら、せっかく生き残った命が避難所やその後の避難生活で失われないためにも努力してゆかなければならないと思っております。今回は、遠く横浜から参加してくださった親子がいます。これも、避難所は旅行者も収容される場所であるということを知っていただきたかったのです。避難所は被災された人々の中で真に困っている方を収容する場所なのです。

したがって、皆さんが平時から災害のことを考えて、災害が起きても避難しないでも良い安全空間を準備して、備蓄も最低でも5日間、出来れば1週間、物流が何とか動き始めるまで自力で生活できるレベルを備えていただければと思うのです。災害時に避難所に来ないためにも避難所を体験してほしいのです。

避難所はホテルではありません。

 

来年も、また場所を変えて開催したいと思います。ぜひ、参加して避難生活のつらさをイメージしてほしいと思うのです。

こうして書いているときに、北海道 浦河沖で地震がありました。先日は、座間市と関係の深い秋田県仙北市でも地震がありました。

首都を襲う地震は必ず来ます。その時、慌てないためにも「生きる」・「備える」・「関わる」ことに関心を持ち、実行されることを願っています。

 

参加してくださった皆さん、そして訓練に協力してくださった立野台小学校関係者、活動の支援をしてくださった手話通訳者並びにざま災害ボランティアネットワークのメンバーの方に感謝します。


平成29年度体験型市民減災・災害対応訓練が行われました。

 隠れたベストセラーであるマニュアルです。(非売品)
 隠れたベストセラーであるマニュアルです。(非売品)

平成29年度の座間市とざま災害ボランティア(ZSVN)の協働事業の一環として計画された「29年度 第1回市民減災・災害対応訓練」が座間市役所ふれあい広場及び市役所1階市民サロンを会場にして行われました。

 

この企画は、すでに平成24年度から開催されており、目的は、座間市の掲げる防災・減災のキーワードである「生き残らなければ何も始まらない」を具体的に市民の方々に知ってもらい、単なる「防災の講話」のような知識偏重の減災・災害対応から一歩進んで、実際に何を「どうやったらよいのか」という「わざ」を広めることを目的として取り組んでいます。

 

今日は、夏にも関わらず薄曇りで気温もさほど高くなかったので「ほっと」しました。

8時には、市の危機管理課職員、ZSVNのメンバーそして、私たちの活動を側面から支援をしてくれる仲間である、公社SL災害ボランティアネットワークのセーフティーリーダー(略称:SL)が約10名(横浜・相模原・愛川・千葉県市原市)から駆けつけてくれました。

 

副代表の指揮の下、朝礼が行われメンバーや支援者に対して今日の活動の目的、役割担当、安全衛生上の注意が行われそれぞれ会場の設営に入りました。実は、会場に張られたブルーのテントは念願装備でした「ざま災害ボランティアネットワーク」の大型のテントです。

慣れれば2人でも展開可能のテントです。(3m×4.5m)

 

今日の、訓練の目的は、「シェイクアウト行動」で生き残った「いのち」を、生き延びる「わざ」を覚える・・・という考え方は変わりありません。

 

プラスしたのは、「消火訓練」に本物の火炎を発生させる装置を借用して、それに向かって「水投てきパック」で消火の体験を行う方法を企画を入れました。

最近、裸火の使用が原則禁止となりました。したがって、本物の炎(ほのお)に向かって消火装置で消火するという体験が出来なくなり、子供だましのような「水消火器」で火点に向かって水を飛ばすという方法が一般的になりました。

 

私たちは、調査を重ねて火炎発生装置のあることを知り、SLの訓練で体験をしました。

非常に良いという感想が多かったので、この装置と「水投てきパック」を結び付けて、初期消火の力を高めることにしました。

そのほかの、訓練は基本部分ですので体験してもらうことにしました。

 

9時ごろから参加者が集まり始め、炊出し訓練用の炊飯準備作業を体験します。約100gのご飯を炊いて、今日の昼食となります。

 

9時30分、参加者市民、座間市職員(新採用)、聴覚障がい者並びに手話通訳者など約50名の方が集まりました。

座間市危機管理課職員の挨拶、ZSVNの挨拶の後、「おらほのラジオ体操」に合わせて準備体操が行われました。

その後、配布されたマニュアルを参考に、各々が興味を持った課目に参加してもらいました。

ブルーシートを活用した三角テントの作り方、ロープワークなどは人気課目です。

新しい消火訓練にも次々を体験して行きました。(私が担当だったので写真がありません)

地味な体験科目ですが、水運搬の体験にも真剣に取り組んでいました。

何といっても参加者が集中したのは「応急手当」訓練でした。指導者のSLのH君は数多くの講座や訓練を重ねているので指導は上手でしたが・・・何よりも会場が屋内で冷房が効いていたので人気があったようです。

 

家具の固定、ガラスの飛散防止はZSVN独自のツールを使って副代表のMさんがわかりやすく解説、体験指導をしていました。

トイレの使い方、発電機の操作と作った電気の使い方、太陽光パネルを使った、ZSVNの独自の蓄電装置にも興味を示す方もいました。

このように、11時20分まで思い思いに体験をしていました。

 

11時20分に全員集合して「バケツリレー」による消火訓練を体験しました。

この訓練は、災害時には消火だけでなく、物を人から人へと手渡しする作業が多く出てきます。そのようなときにも活用できる動作を覚えるために毎回取り組んでいます。

全員が息を合わせてバケツを送り続けました。

 

訓練が終了したところで、アンケート記入をして朝仕込んだご飯も炊けていますので「災害時の食事」➡「災害食」の体験を行いました。

 

約、3時間強の訓練でしたが、参加された方々は、本当にためになった。

もっとたくさんの方が参加すればよいのに・・などという励みになるコメントをいただきました。

座間市の新人職員も「目から鱗でした。早速かえってガラスフィルムを貼ります。テレビを固定します…」などの話をしてくれました。

 

私たちは、地域の防災訓練を変えたいと思っています。

ぜひ、この訓練を地域の訓練の基礎として取り組んでいただきたいと願っています。

いくら、災害に対する知識が深くても、本当に役に立つのは、減災行動に取り組んでいるか、災害対応訓練を繰り返し行っているかということがわかれ道なのです。消防署や行政の担当者を呼んでの「講話」や「展示型訓練」は実際には役に立つことは少ないと思います。だからこそこの訓練を行政がZSVNと協働で取り組んでいるのだと思っています。ぜひ学びを生かしてください。

ありがとうございました。次回は11月に開催されます。

 

 応援で参加してくださった公社SL災害ボランティアネットワークのSLメンバーの皆さんありがとうございました。

ZSVNのメンバーの方、半年の予定が終わりました。

29年度下期も計画がたくさんあります。ぜひ奮って参加して、教えることができる人になってください。ご苦労様でした。

 


ひばりが丘4自治会夏祭りに参加させていただきました。

7月22日。

今日も暑い日です。座間の各地では今週末から8月のお盆にかけて地区の盆踊り、夏祭りが行われます。

 

今年も、ZSVNのメンバーの要請で「ひばりが丘4自治会連合夏祭り」に参加させていただきました。 会場内の車両の規制もあって15時30分までにひばりが丘小学校内に入場して会場の設営をしなければなりません。

今日の材料(牛乳・卵)を購入し入場。すでに設営にりかかっている団体もありました。

今日の参加メンバーは、焼き手(1)、販売(2)、仕込み(1)で、設営時、解体時にはお手伝いがありましたが少人数の活動になってしまいました。

これは、市内各地でこのようなお祭りがあるので、基本的に地元とつながるということが大切ですので各地の活動を優先してもらいました。

天気は安定していましたがとにかく「熱い」です。

 

ご存知の通りたい焼きはガスの熱で焼き上げますので鋳物の型の熱を一定にしておかなければなりません。焼き台の前にいるだけでさらに熱くなります。

たっぷりと汗をかかせていただきましたが、残念ながら体重には全く変化なし。

 

16時、かすかに夕方の景色に移り始めるころ恒例の「ビンゴ大会」が始まりました。

1口50円でビンゴカードを購入すると誰でも参加でします。

今年は1等が2000円の図書券とか・・・約30分間大盛あがりでした。

もちろん外れ無しです。役員の方々は本当にご苦労様です。

 

そうそう、今年は実行委員長は女性が担っていました。場内の放送にも女性らしい気配りが感じられました。好感度UPです。

自治会役員も、半数以上が女性が担わないと会員の増加につながりませんね。

 

そして、お祭り始まり始まり来賓の方がお越しになります。その都度、度挨拶が行われます。しかし、以前のように長々とご挨拶される方もいなくなりこれも好感度UPですね。

 

遠藤市長が私どものブースに顔を出ししてくださいました。ありがとうござました。

市長は、ご挨拶の中でこのようなお祭りを機会に、近隣同士、遠方から遊びに来てくださいました方々によって、お祭りの中で創られる交流が「顔が見える関係」に発展していって欲しい…それが、座間市に大規模な異変が合った時に役に立つと思う。ぜひ務めていただきたいとの趣旨のご挨拶がありました。      

 

まったくその通りなのです。参加している子供たち、保護者の方々は機会を利用していただきたいと願う者の一人です。

私の住んでいる地域に比べて子供の数が多いように思いました。うらやましい限りです

 

やがて、座間音頭の曲を皮切りに踊りが始まりました。

 

たい焼きもボツボツと売れてゆきます。結局、準備した材料分は販売することができました。皆様ありがとうございます。

 

またこの売上金をもとにして被災地へ出向いて「たい焼き」を通じて「元気」と「笑顔」をお届けする活動の資金とさせていただきます。

 

再来週は、いよいよ私の住んでいるマンションの夏祭りです。来週から、太鼓の練習が始まります。協力くださいました皆様お疲れさまでした。


第9回定期総会が行われました。

 4月22日(土曜日)午前10時より、ざま災害ボランティアネットワーク第9回の定期総会が行われました。

3月31日の当会の会員数は52件(正会員:43件、サポーター会員9件)です。

22日の正会員の出席は29件、委任状は9件合計38件となり規約に定める要件を満たし有効に成立しました。

定刻の10時より少し遅れましたが宮本会員の司会でスタートしました。

 はじめに、座間市の危機管理部門を統括される田原市長室長からご挨拶をいただきました。

室長は4月1日付で福祉部より異動し着任されました。私たちとは、福祉部時代から協力して活動をしてきましたので本当に期待をしています。

室長からは、今までの防災、減災に関する協働での活動についてお礼の言葉をいただきました。

また、座間市の2017度以降の危機管理施策への取り組みについてお話がありました。2017年度も共に手を携えて連携活動を行ってゆきましょうとのエールをいただきました。ありがとうございます。

 

 総会は、成立要件の確認を経て、代表の挨拶がありました。(PDFでDownload可)

佐々木会員を議長に選出し各議案(PDFでDownload可)について審議が行われました。

付表資料を見てもわかるように、1年間本当に真剣に活動に取り組んできたと思います。

座間市との協働事業を軸に、学校防災授業、PTA連携防災講座・訓練、自治会、各種団体などからの要請による「まちかどぼうさいカフェ」の普及に取り組みました。

 

これは、ここ数年「訓練」という言葉に拒否反応を持つ市民の方が多くなったような感じがしました。もっと身近な活動にできなかということで、お茶やコーヒーを飲みながら「減災・防災」について語り合い、体験を行い、その学びを自分の力で「対応を行動化」する活動の普及に取り組んで来ました。徐々にですがこの方式で地域の防災への意識向上に役だっていると感じています。一歩進んだ地域では、「受益者負担」という考え方による「ぼうさいカフェ」にも取り組み始めました。

 

 さらに、座間市社会福祉協議会+消防署と連携して「サマーボランテスクール」を行いました。今年もこのコースに参加した高校生の中で消防隊員になった人がいます。

 今年度は共同募金会からの補助金を活動した「復興地・被災地災害遺構見学とボランティア活動」にも取り組みました。東北地方沿岸部を回りながらボランティア活動の体験もしました。

 

 5回目を迎えた「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1訓練)」にも協働事業団体として参加しました。2016年度も5万3千人の訓練事前登録者がありました。この訓練は、座間市にとっては秋の総合防災訓練に次ぐ訓練として定着し始めました。

シェイクアウト訓練に先立ち1月17日の「防災とボランティアの日」の協賛活動として7年間取り組んで来ました「ぼうさいカフェ」が2016年度から座間市との協働事業となり活動がしやすくなりました。2016年度は女性チームの提案で市内各所で行った「子育て防災」などで学んだ「知識」を具体的な「形」や「重さ」で体感できる形で展示を行い好評でした。

 

 災害救援活動としては、熊本地震の被災地に対して直接的、間接的な支援活動を行いました。

以上のような報告を行ったうえで永松会計担当者から会計報告が行われ、続いて藤田会員から監査報告があり会計並びに運営は適正に行われている旨の報告がありました。

採決の結果可決承認されました。

 

 次いで2号議案の審議に入りました。(PDFでDownload可)

基本的には、2016年度に準じて行うが、2017年度は、協働事業を中心にしながら災害時の要配慮者に対する「当事者研修」に取り組むこと、子育て防災の中で、男性側への啓発を強化することなどが確認されました。また、自主事業として、「避難所宿泊体験塾」や「防災ピクニック」などの企画も推進することにしました。

私たちの主要構成メンバーの学びの場となっている、「防災セーフテーリーダー(通称:SL)」の活動も座間ネットを中心にして、県央域の災害救援ネットワークの強化に取り組むことを確認しました。

災害が起きた時に、「お助け処」となる「災害ボランティアセンター」の活動に必要なマニュアルの策定にも早急に取り組む必要性を提案しました。

「電力の自助」への取り組みプロジェクト「マイ発電所プロジェクト」の継続実施も提案されました。

併せて、事業推進に必要な予算についても説明がありました。

採決の結果、可決承認されました。

 

 最後の議案は、役員の選出でした。案としては三役(代表・副代表)は再任、会計は永松、佐々木会員の2名で担当すること、監事2名は再任という提案させていただきました。

採決の結果、可決承認されました。

議案はすべて審議され原案通り承認され 11時20分で閉会しました。

 

閉会後、座間市社会福祉協議会の会長より挨拶をいただきました。活動がさらに深く、広く続けられるようにとの言葉が印象的でした。座間市自治会総連合会の会長の菊地さんからもご挨拶を予定しておりましたが、ご都合で時間に間に合わずに改めてということになりました。

恒例の昼食会に移りました。会員は思い思いの場所に散って和やかな雰囲気の中でお弁当をいただきました。

 

29年度の活動については、すでに各所から予約や問い合わせをいただいています。会員の皆さんと協力をしあいながら取り組んでゆきたいと思います。よろしくお願いします。

 

なお、早急に運営委員候補者を選出して運営委員会を招集します。その場で、2017年度の具体的な「役割分担」を決めて活動に入りたいと思います。よろしくお願いします。

 

会場には、小さなお子様連れの会員も参加、新会員と先輩会員とも和やかな会話が弾んでおりました。前途は明るいと感じました。

 

なお、議案の詳細は、下のPDFをダウウンロードしてご覧ください。

恐れ入りますが、会計関係情報は非公開とさせていただきます。

 

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第5回 座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1)が行われました。

 市内幼稚園におけるシェイクアウト安全行動訓練風景
 市内幼稚園におけるシェイクアウト安全行動訓練風景

 1月23日 午前11時 座間市では市内全域で座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 in 2017)が行われました。事前訓練参加登録者数は5万3千115名となりました。

 

 この訓練は、平成24年度から座間市とざま災害ボランティアネットワークの協働事業として、神奈川県下では初の取り組みとして行われ今年度で5回目の訓練です。訓練自体は実に単純です。

①期日、時刻を決めて、②科学的根拠のあるデーターによる訓練想定を③市民へ周知して、④合図と共に市内一斉に1分間、⑤各人がその場でわが身と家族の安全を確保する行動を取るだけです。

 

 座間市では、この訓練を終えた後、教育機関、市民個々人、自主防災会、自治会、各種団体、企業、商業施設等が個々に工夫した訓練をプラスすることを勧めてきました。これを「プラス1」と呼んでいます。

行政機関としての座間市はプラス1訓練として地域防災計画の手順に従って「災害対策本部」を立ち上げ関係要員を招集して、開庁日における全庁の初動対応訓練を展開しました。

この訓練は、年々レベルが向上し実戦対応に近くなってきました。座間市地域防災計画に定める「初動の対応行動」が円滑にできるかの検証訓練です。

会場には、座間市幹部職員のほか、神奈川県、座間警察署、陸上自衛隊からリエゾンも入り、座間市の対応状況をつぶさに見ながら各機関ごとに対応に取り組みました。今年度からは、災害ボランティアセンターの開設の情報を共有するために座間市社会福祉協議会からも連絡員が参加することになりました。

 

 併せて、座間市と災害相互支援協定を締結している秋田県大仙市並びに福島県須賀川市も参加して、座間市の被害が甚大であるという想定から、座間市長が応援要請をする訓練も行われました。あいにく23日は、秋田県大仙市付近は強い降雪があったために衛星電話の通信状況が悪く接続できませんでした。即座に災対本部職員によって予備の回線を使って対応することで応援要請を発することができました。

このように、災害時には何が起きるかわからないのです。年1回、このような訓練を行うことで、課題の掘り起こしができ「安全安心」が確保できるのだと思います。

「たぶん」とか「まあまあ」とか「これは訓練だから」という気分の訓練は百害あって一利なしと思いました。多く行われています訓練時間にあわすような想定下の訓練は非常に危険であることは、過去の災害でも実証されています。

 

 午後からは、座間市中堅職員対象の図上訓練と罹災証明発行システムの操作検証訓練が行われました。

また、13時からは甚大な被害が起きた座間市の3日後を想定し「災害ボランティアセンター」を開設することになった想定で地域防災計画の手順に従ってサニープレイスにセンターを開設しました。

ざま災害ボランティアネットワークは、エイドステーションを開設するとともに災害ボランティアセンターの開設(会場設営・準備)、活動ボランティアの受け入れ作業を行いました。約40名の活動ボランティアの方が駆けつけてくださいました。

23日は、平日ですので社会福祉協議会は通常業務を行う中、災害ボランティアと社協の活動可能な職員が中心となって、ボランティアの受け入れ、助けて情報の聞き取り、派遣先への送り出し作業を行いました。

 

 限られた人員でセンターを開設・運営することは大変なことをメンバーも感じたと思います。

反省会では様々な意見が出されました。これらのことは、平時だから感じることだと思いますが、もし、発災した中で「助けて情報」を収集しながら、情報分析を行い、支援情報として活動ボランティアの方に提供しながら送り出し、作業をしてもらい、帰着したボランティアの方のフォロー、ケアーをするとなると大変なことになると思います。

 

 社会福祉協議会とざま災害ボランティアネットワークが共に訓練を開始して5年間、座間市長がセンター内の個々の機能や役割を聞きながら巡回してくださるのは初めてでした。市長は、足を止めて活動状況を見て、説明員の社協職員の話を聞いてくださいました。

 

 座間市は単に、シェイクアウトを一発型の防災イベントで打ち上げるのではなく、1年間、市内における様々な防災に関する活動を積み重ねながら、その集大成としてこの訓練を行っています。

このような運営方式を採用している自治体は全国広しといえども座間市だけだと思います。

このようにな、市民、行政、関連機関が毎年少しずつ視点を変えながら愚直に取り組むことこそが地域防災力を高める源泉になると思っています。

 

 遠藤市長が「災害対策本部開設訓練」の講評でおっしゃられていたように、私たちは、現在、想定されている「都心南部直下地震」の時には、「首都がやられてしまう」ことをきちんとイメージしなければならない。・・・・ということは、人、物、情報のほとんどが首都に集中せざるを得ない。その時に、座間市はどのように対応するのかを考えておかなければならない。それは行き着く所、首都機能が復旧するまでの間は、衛星都市のすべては、それぞれの市町村内で被災を受けた人を、比較的被害の少なかった人たちで助けてゆく…すなわち「お互い様支援」の機能を使って期間を過ごさなければならないことだと思います。私たちは、そのことを重く受け止めて、自分のまちは自分たちで守るという厳しい現実を周囲の方々へきちんと伝えることに取り組まなければならないと思いました。

 

 今年度は、シェイクアウト写真コンテストも開催することになっています。こうした関連イベントを含めて座間市の減災・災害対応力は向上すると思います。

市民の方々のより高い意識向上を期待し来年度に向けてさらなる取り組みを強化したいと考えています。ご協力ありがとうございました。

なお、3月にはシェイクアウト訓練報告会が行われます。ご期待ください。

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第8回「ぼうさいカフェ」は無事におわりました。

ガラスの飛散防止の必要性の実演
ガラスの飛散防止の必要性の実演

 第8回の開催になりました「ぼうさいカフェ」は1月17日から1月20日の4日間にわたって、座間市役所1階の市民サロンを会場に開催されました。この事業も今年度から、座間市との「協働事業」として行われました。

 

 この事業は、1995年1月17日午前5時46分に阪神、淡路地域で起きた、都市直下地震の災害教訓を後世に伝えようと制定された「防災ボランティアの日」の協賛企画として取り組みを始めました。当初は、市役所1階奥の時計のスペースの前でひっそりと行われていました。

 

 しかし、この事業は、近いうちに首都圏を襲うとされている首都直下地震からの被害を少しでも少なくする(減災)活動には欠かすことができない事業ということを、座間市と相談を重ねて市役所の入り口にあたるメインスペースを使わせていただくことができました。「淹れたてのコーヒー」を飲みながら、災害についてのよもやま話して「災害や防災」について語り合うという現在の形になりました。

 企画も年々進化してきました。5年前に座間市が「座間市いっせい防災行動訓練」を行うようになってからは、直前の防災イベントして注目を集め、FM横浜などの協力をいただいたこともあります。

今回の企画からは、ざま災害ボランティアネットワークの女性会員が中心となって「子育ての災害への取り組み」をテーマにテストラン展示を行いました。

女性目線の取り組みの一つとして、女性の「SOSポーチ」を考えようということで、「どこに行くにもこれだけは持って行ってね…」という女性の必須アイテムの現物を展示しました。さらに、子育てママがいつも子ども連れでお出かけするときに「もし出先で災害にあった時に必要なグッズ」を子どもの年齢対応を仮定して実験的に展示をしました。

男性の従来のアプローチでは、「リスト」化して終わり・・・になってしまいますが、女性陣は、現物を一つ一つ準備して年齢別に展示を行い自らが来場者のママたちに説明をしました。

これは、非常に好評だったので来年は、さらに工夫を重ねて進化するのではないかと期待しています。

 

 また、会期中の「ミニ講座」でも女性会員が、テーマを決めてパワーポイントを駆使して作ったスライドをもとに、来場者の方へ説明をしました。会員の前での発表の経験は多少ありましたが、まったくの外部からの方々へのプレゼンのためか若干、緊張をしていましたが、それでも約15分のミニ講座は上々の出来だったと思います。このように、次代を担う人材の育成の場としても活用できました。

 

私たちは、基本的なテーマは変えることはしません。それは、「生き残らなければ何も始まらない」であり、そのためには、事前の生活の中の安全空間の確保。災害が起きてしまった後の「出す」「食う」、「飲む」+「情報の確保(電気の自助)」について市民ひとり一人が確実にできることを目指していますそして、平時の生活を「ローリング・ストック」という考え方を基本に生活をすることに注意を払ってほしいということを伝えることに心を配りました。

 

 活動の結果、最終日の天候がやや悪かったのですが、それでも前年を上回る約670名の方々に参加いただくことができました。

会場では、1月23日の「シェイクアウト訓練」の参加申し込みも受け付けました。その結果、5万人を超える事前参加者も獲得できそうです。

座間市の冬の風物詩にもなった、ぼうさいカフェとシェイクアウト訓練です。

いつ来ても不思議でない「都心南部直下地震」です。

大変ですが、その時の行動をイメージしながら個人、家族、勤務先などの危機管理を考える習慣が広がることにお役に立ったのであれば私たちの活動もまんざら無駄にはならないと思います。

「継続は力」です。人は往々にして、目新しいものに飛びつきますが、こと災害への備えや対応については地道な積み上げが「その時」に差がつくと信じています。

ざま災害ボランティアネットワークのメンバーの方の協力に感謝します。

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小学校防災授業の支援をさせていただきました。

栗原小学校4年生 身体を守る行動訓練
栗原小学校4年生 身体を守る行動訓練

12月16日 座間市も寒い朝でした。

 

今日は座間市立栗原小学校の4年生の「総合の学習」の中の防災体験学習の支援をさせていただきました。

 この学校とのお付き合いは長く、記憶にありますのは、私たちの活動の起爆剤になった「避難所宿泊体験塾」の発祥の学校でもありました。当時のH校長先生が、防災教育に熱心でぜひ取り組んでほしいということでスタートして以降、市内の6つの学校で展開しました。それが今の私たちの活動の基礎作りになりました。そのような歴史のある学校です。

3年前、全校の生徒を学年別に3グループに分けてシェイクアウト訓練の学習、2年前には6年生対象にも防災授業をさせていただきました。また、放課後の学童支援活動であります「ゆうゆうクラブ」を通じてのお手伝いをさせていただいてきました。

  

 今回の支援授業の話は、急なオファーで学校との打ち合わせも十分ではありませんでした。与えられた時間は、2コマ学習で、3クラス111名の児童を対象に、「災害を考える」・・・命を守る というテーマで始めました。

 

 自己紹介の後、初めに、今から21年前に発生した「阪神淡路大震災」記録を神戸市教育委員会が防災教育用にまとめたDVD「幸せ運ぼう」の中にある「あの日こんなことがあった」というタイトルの映像を流しました。災害の概要を3分の長さに中にコンパクトにまとめた秀作だと思っています。子どもたちは息を凝らしてみてくれました。

 

 私たちの活動の根本は、大人(保護者・付近にいる大人)の判断ミスで災害で子どもの「いのち」を失うことがないようにすることを目指して活動をしています。

そして「いのち」は一つしかないということを伝え、どんな時でも「自分のいのちは、自分で守る」という安全行動が取れるようにすることを目指して活動しています。

その一つが、座間市と共に取り組んでいる「座間市いっせい防災行動訓練」なのです。

 

 プロジェクターに映し出された画面が警告表示の後、「緊急地震速報」の画面に代わると同時にチャイム音が体育館全体に響き渡りました。子供たちは自発的に防御姿勢をとりました。また、ある子どもは驚いて立ち上がってぐるぐる回る子どももいましたが、先生が落ち着かせて身を守る行動を取りました。

今日の授業の支援には保護者の方も参加されていましたが、保護者の方も身を守る行動がとれていました。約1分後には、体育館の中は私以外、全員が安全行動を取っていました。

「はい、大変よくできました。元の姿勢に戻ってください」という合図で次に移りました。

 私たち、様々なところへ出かけて授業支援や講座、訓練を行いますが、座間市の園児、学童、生徒はどほぼ完全な安全行動を取れるところはありません。学年が上がるほど「照れ」が出てきて、茶化す子供もいますが、それでも大人のように頑として行動を取らないということはありません。

 

 このわずかな行動の差が、いつか来ると言われている「大規模地震」の時に、人的被害の差として現れると思います。シェイクアウト訓練に対しては、様々な評価があるのは知っています。単発のイベント型の訓練ではさほどの効果は期待できません。しかし、座間市は、年間のシェイクアウト訓練ロードマップを敷いて「市民の減災・災害対応力の向上」を目指して生き抜くそして再生可能な「まち」を目指しています。

 

 そのために冷静に判断すればは、何よりも、子供たちが生き残らない自治体は復興がおぼつかなくなるということなのです。この子供たちも歳を重ねれば自分で判断して危険を察知して行動を取ると思います。その時に、とっさにテレビを抑えるような馬鹿な行動はとらないと思うのです。

 

目指す行動を支えるキーワードは「生き残らなければ何も始まらない」ということです。・・と入っても「自分は生き残る」という安全バイアスが働いてしまうので。今の科学では地震を予知したり、止めることはできないことを話しました。

 

 ではどのようにして被害を少なくするか、それには地震が来る前から、家を強くすること、部屋や家の中の様々なところにある危険なことを直して置くこと、テレビを倒れないように固定して置くことなのです。テレビを固定している家がどのくらいあるか手をあげてチェックしましたが、約10%の家でしか対策が取られていないようでした。

「テレビは飛ぶよ」と話すと、「なんだかこのおじさん大げさな人みたい」というような顔が見て取れました。そこで、同じく21年前の阪神淡路地震の、コンビニの防犯カメラに残っていた映像を見てもらいました。子供たちは、息を止めるような顔をしてみていました。

帰宅してどのようなことを話し、それを保護者の方が受け止めるか・・・「家庭内防災対応」がすべてだと感じますね。

 

 おじさんは、皆さんを脅かそうということでいうのではなく、皆さんは必ずこのような大きな揺れの地震とぶつかることになります。だから、こうして君たちが「いのち」をなくさないようにお話をさせてもらっていることを話しました。

 

 災害になって一番困ることは「出す」(うんことおしっこ)、「食う」、「飲む」ことです。これが確保されれば不安の80%はなくなります。さらに、地震のお家の中が一段落した後に清掃などをするときに足を守るために必要なスリッパを新聞紙で作る体験をしてもらうことを話しました。

 

まずは「食う」というテーマで「アルファー米」でごはんを作るところを見てもらいました。本当は、各クラスごとにやればよいのですが、50人分のアルファー米ボックスですので、大量なご飯ができてしまいますので、1箱だけを作りました。それでも約8ℓのお湯を必要とします。

子どもたちの前で箱を開けて、内容物を説明しながら代表の生徒に中を見てもらいました。お湯を入れて封をして時刻を記入して後は保護者の方へお任せしました。

 

 体験班に分かれてもらいました。

1組は「スリッパ体験」、2組は、水運び体験、3組はトイレ体験と約20分の時間を使って、順番に体験をしました。本当は、あと10分ずつ時間があれば子供たちも十分な学びができたのかな?と思いました。

 

 水運搬体験は、体育館横の広場で行いましたので寒かったと思いますが頑張って取り組んでくれました。

初めて気づいたのですが、スリッパ作りで使う新聞紙を各自持参するようにお願いしました。ところが、新聞を購読していない家庭があるのですね。今後はこのあたりの指示をどのように出すのか学校とも相談が必要だなとおもいました。

トイレの体験は、家がつぶれなければ、お家のトイレは使えるのでそのための備蓄と、使い方について説明と、体験をしてもらいました。

 

 最後に、全員元の位置に整列して授業のまとめをしました。

私は、何よりも「いのち」を守ってほしい、そして命があれば何でもできること、地域でお手伝いをしてほしいことをお願いして終わりました。

何とか、コマ時間内に収めることができました。

そのあと、保護者スタッフの方々が、炊きあがったご飯を配食してくださいました。

3学期に、学習の発表会があるようです。楽しみにしています。ざま災害ボランティアネットワークのスタッフの皆さんご苦労様でした。

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[災害時助け合いセミナー]を支援しました

11日災害食体験ブース前で撮影
11日災害食体験ブース前で撮影

 平成28年度 座間市社会福祉協議会主催の「市民のための福祉講座」の一つが、12月10日、11日の両日にわたって「災害時助け合いセミナー」として行われました。

ざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)は社協からの依頼を受けて講座の企画・運営を担当させていただきました。

 

 今年度は、セミナーの焦点を災害時の「向こう三軒両隣」の助け合いというところに絞って、もし、座間市に大規模な災害が起こった時に誰が、何を、どうやって助け合ったらよいのだろうかを市民の方々へ伝え、共感をいただき市民の方に参加してもらおうというセミナーにしました。

 

 10日は、市民の方が10名とZSVN会員で災害救援ボランティアセンターの研修を受けていない人(5名)も一緒に受講させていただきました。

災害の時に、どのようにして人と人とが助けあうのかを考える前に、災害時に「いのち」を守るためにはどうするかの視点を、座間市とZSVNが共に取り組んでいる「シェイクアウト訓練」の重要性を話をしました。

 そして、うまく「生き残れた」後に、私たちはどうやって「生き延びる」のか? 災害をイメージして私たちが生き延びるためには何をどうしたらよいのかというワークショップを行いました。

災害が起きると当然ながら、被災される方が出てきます。特に、地震災害の場合には予報がないままに突然、地面が大揺れして被害が出ることになります。

普段から、減災の取り組みをされている家では被害が少ないかもしれません。しかし、何も対策を講じていない家では多くの被害が出るかもしれません。

 被害が出ると誰が助けてくれるのだろうか?という素朴な問いかけをしました。

多くの方は戸惑った顔をされていました。口には出しませんでしたが消防隊員、警察官、市職員、自衛隊員などを思い浮かべたのだと思います。

しかし、大規模災害の時、自然の破壊力の前ではこれらの「公」の力は、あまりにも無力だったことは「東日本大震災」などを見てご存知だったと思います。

それ以前の、都市災害の代表とされている「阪神淡路」の災害でも、初動期の救出者の約8割は近隣の人々の力で行われたことは良く知られています。

その教訓を生かして、様々な研究や、解決に向けての組織づくり、個々の力の向上を図ってきました。それでも、東日本大震災、熊本地震のような「想定外」の事柄が続くとどうにもならないことが見えてきました。

 

 では私たちの祖先はどうやって生き延びてきたのだろうか? 何もない中を生をつないできた力は、「ご近所のつながり」だったと考えるのです。それを、昔は「結(ゆい)」と呼んでいました。

 ワークショップを通じて行き着いたところは、「自助(自分の備えと力で生き抜く)」と、「向こう三軒両隣のつながりで生き延びる(隣助)」こそが初動期を乗り越える力になると考えました。

向こう三軒の関係が、一軒ずれれば向こう三軒両隣も一軒ずつ広がってゆく・・・その結果が、行政の指し示す「共助」になるのだということになりました。

最初から、「共助」はできないと思います。私たちは、「隣助」を地道に広めることが大切だということになりました。

 

 さらに、ワークショップの結果、参加者が漠然として、発災後から72時間の自分が取るだろうという漠然とした行動を行動を集め、話し合い、まとめた「行動の塊」➡「表札」に書かれた「思いや気づき」は、発災後の生活の中に流れる「時間軸」の中で「重要性」と「緊急性」の秤を使って、その場に応じて強弱をつけて課題に向かい合って「手を打つ」ことが大切なことであるということを確認しあえました。

私たちが初動期にできることは、「両手を伸ばして」お互いが手を取り合える範囲であるということを理解していただければ目的は達することができたと思います。

 

 セミナーの中で私は「公助」について話をさせていただきましたが、私の見解についてはじめは、皆さんは驚いた顔をされていましたが最後は理解していただけたようです。具体的な数値を示して自分の身の回りを見つめて考えればわかってくれることなのですね。

災害救援ボランティアセンターとは、「公助」が行き届かない中で「生き延びる」力を手に入れる場所であるということで10日の講座は終わりにしました。

 

 11日は、市内の座間総合高校のバスケットボール部の部員が顧問の先生の引率で参加してくださいました。この学校とは、サマーボランティアスクールの活動でも一緒に取り組む関係です。受講者は一気に30名になりました。(ちなみに、サマボラの受講者の中から、29年度の座間市消防職員が誕生する予定だそうです。)

 

 最初は、災害食の体験をしました。災害時には水が不足すること、衛生状況が悪化すること、体力も落ちることなどから何よりも手指の消毒に注意することを説明しました。

災害食=「アルファー米」という刷り込みが出来上がっていて、災害になると行政が「アルファー米」を配給してくれるのではないかという誤解があります。

そのようなことはありません。行政は各市町の「地域防災計画」の中で・・最低3日分、できれば1週間分の食料を備蓄することを「市民の責務」として示しています。

そのような中で「食べる」ことをどうやって確保してゆくかについて、家庭で毎日食べている「米」を「非常用炊出袋」で炊飯する体験をしました。(時間の関係でコメの計量と水の計量+空気抜きまで、炊飯はZSVNのメンバーが実施)

 

 教室に戻り、「災害救援ボランティア」ってどんなものなの・・について社協の地域班のK班長の自らの体験をもとにした話をしてもらいました。さらに、同じ地域班で勤務しているKさんが災害救援活動時に使う個人装備について展示・解説がありました。

基本は「安全であること」なのです。災害ボランティアがけがをしてしまったら何もなりません。ボランティア活動の基本は、①無事に現地に到着する、②何事もなく要望された作業を安全に行う、③無事に自宅へ戻る…ということの大切さを体験談を通じて解説してくれました。このことは、市内で活動するときでも同じなのです。

 

 11時30分から、朝仕込んだ災害食を使った災害食の配食についての学習を行いました。

ごはんとは別に、「非常用炊出袋」を使ってスープスパゲティーを作りました。パスタ類はコメと異なり短時間で調理が可能です。また、ゆで汁までも無駄なく使えます。目の前で、あっという間にトマトスープスパゲティーが完成しました。(詳細はマル秘です)

 

次いで、出来上がったスープやご飯をどのようにして配食して食べるかについても学習しました。食器を洗うこともできません。そのような中で食べ物を容器に盛り付けるには・・・学びましたね。

ご飯は、同じく手を洗う水もない中でどうやって食事をするか・・・ふりかけおにぎり(お結び)にしました。これもみんな知恵の中から生み出された技なのです。災害食にはお替りはないことも学びました。あるだけで終わりです。

高校生は旺盛な食欲で、持参した弁当も平らげていました。

 

 13時から、いよいよ災害救援ボランティアセンターの体験が始まりました。

社協のボラセンの担当職員のY君が指揮を執って、災害救援ボランティアセンターの配置を決めて会場を作りました。

受講者を2グループに分けて、災害救援ボランティアセンターに到着してからの手続き、求人票への応募方法、派遣にあたっての安全確認、使用機材の借り方を経て派遣先へ出発して行きました。(実際には、派遣先活動の体験はありません)そして、活動が終わって災害救援ボランティアセンターへ帰着してからの手順を体験しました。

このように、受講者は災害の時の救援・支援活動者としての学習を終えました。

 

 15時10分からまとめを行いました。2日間で学んだことをぜひ平時の生活の中で生かしてほしいことのお願いをしました。災害時には、大なり小なり、皆が被災者になるということに立って、すべてを考えなければならないことが大切であること。助けて情報は災害救援ボランティアセンターに出すこと(リクエスト)。助けて情報がなければ災害救援ボランティアセンターの役に立たないこと。

 残念ながら、発災から数日間は、行政は市民個々人への支援ができないことを理解して、災害ボランティアが、その隙間を埋める活動をしなければならないこと。活動にあたっては必ず「ボランティア活動保険(天災型)」に加入し加入証を持って活動すること。この活動は、時には「不公平」な活動になることがあること。それらを全て包含して活動する「場」が「災害救援ボランティアセンター」であることを話し終わりにしました。

 

2日間にわたってのセミナーへの受講ありがとうございました。

なお、平成29年1月23日(月)午後、シェイクアウト・プラス1訓練の一環として、「災害救援ボランティアセンター開設・運営訓練」が行われます。ぜひ、その時に参加してほしいことをお願いして解散しました。

 

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