避難所運営について地域+行政+学校と話し合いを始めました。

11月21日。座間市立東中学校から相談をいただいて手を付け始めておりました「避難所」の運営についての検討会の2回目の会合が行われました。ひばりが丘地区自連のNさんが中心となって万一、災害が起きた時にどのように学校と連携して取り組んで行ったら良いのかということ、まさしく「避難所運営委員会」の課題への取り組みの提言でした。

 実は、座間市とZSVNは、かねてよりこの課題についてはなるべく早期に取り組まなければならない課題であるとの認識のもとで動いてきていました。その前段の活動として、24年度の「座間市地域防災計画」の中に、懸案だった「避難所運営委員会」を常設するという記述の他、東日本大震災から見えてきた避難所の課題を座間市の特性に合わせて整理して計画の改正案を提示して座間市防災会議の承認をいただきました。

これはZSVNの悲願でありました。ZSVNは創設以来、自主講座として市内の小学校を...巡回する形で「避難所宿泊体験塾」という企画を運営してきました。しかし、これは、ある意味ゲリラ的な、デモンストレーションに近い活動でした。何としても座間市当局に県の通達に沿った形で地域防に「避難所運営委員会」の設置を促すサイン行動として行ってきました。その活動が認められたと思っています。

座間市は23年度から、市民相互提案型協働事業を導入することを決めその手始めとして「市民防災啓発事業」として市民に対する「減災・災害対応啓発活動(講座と体験型訓練)」の事業をZSVNが受託することが出来ました。さらに、市長の英断で、そのプログラムの中に職員に対する研修もZSVNへ委託するということが示されたのです。
それが、23年度から始まった座間市避難所開設担当職員に対する研修への取り組みでした。23年度は、初回ということで「座学」を中心に4グループに分けて実施しました。24年度には、座学に付加して約8時間の実技体験研修を実施しました。その研修の運営の反省を受けて今年度は、座学に加えて実技体験も少人数で実践的に取り組むことを目的に、職員を2グループに分けてで実施する計画を立て取り組んでいます。1回目の研修は終了しましたが、残念ながら2回目の10月26日の訓練は、折からの台風で延期となってしまいました。
 
 ここまでの一連の取り組みは、来年度の26年度に、市民提案型協働事業としてZSVNが市に提案して「避難所運営委員会」の設置と運営支援事業を提案しモデル避難所をいくつか作って計画を具体化する伏線として市と協議して取り組んできたものです。それは、市民(地域自治会や自主防災会等)とこの種の活動をするについて行政職員が避難所の開設と初動期の運営の知識や基本的な技能を持っていなければ連携することが出来ないと考えたからです。

今回、東中学校から自主的取り組みとしてこの課題を推進したいという提言にはぜひとも実験事業として参加して地域と連携して実のあるものにしたいと思いました。今日の意見交換でも、避難所に対する過大な期待感を持っている自治会長がいらしたり、反対に、避難所に行かなくても済む地域防災体制を構築したいという意見をお持ちの方もおられました。ただ、学校自体が始めての課題であることから、万が一の取り組みについて具体的な課題整理が出来ていないように感じました。たとえば、生徒を留め置くという教育委員会のマニュアルが策定されているのですが、どこに収容するのかについては各学校に任せています。たとえば体育館へ児童、生徒を集合させそこで引き渡し作業をするとなれば、その間は、避難所の開設はできないということになります。自治会に加入している住民へは自治会という統制できる組織の中でコントロールできますが、加入していない住民が勝手な動きを」すると全体の秩序維持が図れないというような切実な事案についても意見が出されました。
今日は、出された意見を整理して、機会1月30日の会議までに具体的な「たたき台」を作り上げてそれをもとに「各論」に入ってゆこうということになりました。このように自発的な活動をする組織が地域に息づいていることを誇りに感じました。N地区自連会長の人柄だと思います。一緒に取り組んでゆきましょう。ご苦労様でした。

 帰宅しましたら、ポストに「座間市協働課」から郵便が届いていました。開封しますと、ZSVNが提案した26年度の協働事業の二次審査が通過して3月の議会で予算が決まれば正式に活動できることになりました。ありがとうございました。採点表の中でうれしかったのは、「事業の実行力」という点数が全員満点をくださったことです。市民の皆さんにわたしたちの年間の活動の実績を評価していただきさらに「この団体なら提案事業を遂行する力があるだろう」との信頼をいただけたのではないかと思っています。期待に沿えるようまい進したいと考えています。ありがとうございました